RT 1150
レーキ ROC RT 1150 はレーキングの革命的コンセプトのシンボルでもあります。 主な違いは収穫のシステムです:通常のレーキングでは畑の上の作物をウィンドローまでひきずりますが、RT 1000 は作物をレーキのコンベアーに乗せて運びます。この違いが生む利点とは:
- 干草がはがれにくく高品質を保つ:事実日干しの後、葉を支えるアルファルファの小さな茎は非常にもろくなります。なのでジャイロレーキで露のない時間に作業する場合、レーキングの最中に破壊されやすくなるわけです。これでは葉、つまり動物の餌付けに重要なプロテインを失ってしまいます。一方 ROC のシステムであれば作物は、ベルトの上に横に積まれて運ばれるため、傷みません。さらに弊社のシステムを複数回テストしたところ、ウィンドロー内の土や小石が非常に少なめで、作物の品質が圧倒的に高い結果が出ています。
- 作物のロスが軽減されるレールまたは穴がある場合、伝統的なレーキングではひきずる行程の間に作物の一部分を失いますが、弊社のシステムでは、作物がベルトに移動されることで地表との接触がないため、そのようなことは起こりません。
- 再成長へのダメージが少ない通常のコンディションでは、アルファルファのような作物は草刈りより 2、3 日後にはすでに何枚か葉のついた小さな茎から再成長します。このコンディションでジャイロレーキを使うと、作物を破壊してしまい遅れが出ます。刈取りを 5
回行う場合では、収穫期の終わりには数週間の遅れが出てしまいます。
収穫の違いに加え、コストの相対的ロスを述べることも重要です。実際に 10 m 毎にウィンドローを形成するために必要なのは 100C v のトラクターのみであり、消費量は大幅に削減されます。さらに飼料の最後の刈取りに ROC のレーキを使うことで、ヘクタール当たりのトン数が 2 トン以下に下がり、莫大なコスト削減となります。機械の幅にとらわれず、単一のウィンドローを 40 m 毎に作ることで、作物の品質を落とすことなく既存のウィンドローを 2 回、3 回、4 回、または 5 回通ることが可能となります。作物収穫後の畑に推積されたウィンドローを形成できるだけでなく、例えば 3 本の内の 2 本のベルトを一方向に、3 本目を反対方向に、またその逆にも作動できるという並外れた多機能性を持っています。
これは、1 年の刈取り最盛期の作業時間を短縮し、結果としてピックアップマシンの消費量が減ることで、サイレージチョッパーマシンまたはプレスマシンの最高の生産能力を引き出すことを意味します。また他に、RT 1150 はアルファルファのような繊細な作物も、白昼に収穫することができます。コストがかかる上、労働者も喜ばない夜間作業と、露による湿気を抑えることができます。
RT 1150 の技術的特徴
作業幅 | 11,5 m |
全幅 | 10,35 m |
運搬幅 | 3 m |
全長 | 5,1 m |
運搬時の高さ | 3,0 m |
サイドピックアップの高さ最高 | 1,0 m |
推薦するトラクターの最小馬力 | 100 HP |
重量 | 5,395 Kg |